ニュースリリース
2016年5月24日
ネットギアジャパン、お求めやすい価格の10ギガ・スマートスイッチの選択肢を拡充。
全ポート10ギガイーサネット対応のスマートスイッチのラインナップに3機種を追加。
合わせて、販売中の1機種を13万円値下げ。
ネットギアジャパン合同会社 (所在地:東京都中央区、代表:杉田 哲也、以下NETGEAR)は、ウェブブラウザーから全ての設定が行えるスマートスイッチ・シリーズに、全ポートが10ギガイーサネットに対応する新製品を3機種(『XS748T』、『XS716T』、『XS708T』)、6月14日より発売いたします。同時に、販売中の『XS728T』(10GBASE-Tポート×24、10G SFP+スロット×4)の価格を改定し、13万円(税抜)値下げ致します。このたび発売する3機種と合わせて、必要なポート数の10ギガLANスイッチを、よりお求めやすい価格でご導入いただける様になります。
XS748T |
10GBASE-Tポート×44 |
XS728T(販売中) | 10GBASE-Tポート×24 10G SPF+スロット×4 全ポート/スロットを同時に使用可能 |
XS716T |
10GBASE-Tポート×16 |
XS708T | 10GBASE-T×8 10G SPF+ スロット×2(10GBASE-Tとの共用) |
各機種の特長
『XS748T』は、10GBASE-Tを44ポート、10ギガイーサネット用SFP+スロットを4つ持つレイヤー2+ LANスイッチです。SFP+スロットはコンボ(共用)ポートではなく(10GBASE-Tとの排他利用ではなく)、独立して同時に使えます。
『XS728T』は、10GBASE-Tを24ポート、10ギガイーサネット用SFP+スロットを4つ持つレイヤー2+ LANスイッチです。SFP+スロットはコンボ(共用)ポートではなく(10GBASE-Tとの排他利用ではなく)、独立して同時に使えます。
『XS716T』は、10GBASE-Tを16ポート、10ギガイーサネット用SFP+スロットを2つ持つレイヤー2+ LANスイッチです。SFP+スロットは10GBASE-Tとの共用(排他利用)です。
『XS708T』は、10GBASE-Tを8ポート、10ギガイーサネット用SFP+スロットを2つ持つレイヤー2+ LANスイッチです。SFP+スロットは10GBASE-Tとの共用(排他利用)です。
全機種共通の機能
ウェブブラウザーによる設定・管理
全ての設定が、専門知識が必要なコマンドではなくウェブブラウザーにより行えるため、ネットワーク管理の専任者でなくても簡単に使用いただけます。
VLAN
ポートベースVLAN、802.1QタグVLANの両方に対応しています。後述する「スタティックルーティング」と「ACL」を組み合わせることで、さまざまなヘッダー情報に基づいてVLAN間の通信許可・禁止が行え、高度なセキュリティを実現します。
スタティックルーティング
Layer2スイッチでありながらIPのスタティックルーティングが行えるLayer2+スイッチであり、IPv4に加えてIPv6にも対応しています。
設定可能な静的ルート数 | |||
IPv4 | IPv6 | ||
『XS748T』『XS728T』 | 64 | 64 | |
『XS716T』『XS708T』 | 32 | 32 |
キメの細かい設定が可能なQoS, ACL
Layer2 / 3 / 4のヘッダー情報に基づいてQoSの設定、通信レートの制限、通信の許可・禁止をポート単位で行えます。設定ウィザードをお使いいただくことで対話的に設定を行えます。
また、ポートセキュリティ機能により、ポートに接続する端末のMACアドレスに基づいて通信を許可・禁止設定が可能です。
リンクアグリゲーション
全てのポートがIEEE 802.3ad /802.1AX(リンクアグリゲーション)に対応しており、サーバーやNAS(Network Attached Storage)との接続を冗長化し、サービスの継続性を高めることが出来ます。LACP(Link Aggregation Control Protocol)にも対応しており、他社製のLANスイッチやストレージ/サーバー製品との間でもリンクの冗長構成を組むことができます。
IEEE 802.1X (RADIUS)によるポート認証
『XS728T』はIEEE802.1Xに対応しており、RADIUSサーバーと組み合わせることで、PCのログインユーザー情報などに基づいてポートへのVLAN割り当てを動的に行えます。ユーザーは、ネットワークのどこに移動しても同じネットワーク環境を享受することが出来ます。
プロテクト・ポート
プロテクト・ポート機能により、ポート間の通信の許可・禁止が簡単に行えます。
VoIP、ビデオトラフィック用のVLANにポートを動的に割当
Auto‒VoIP機能により、VoIPの音声・シグナリング(SIP、H.323、SCCP)用のVLANを動的に設定でき、VoIPのサービス品質が他のトラフィックにより低下することを防ぎます。PCなど端末からのIGMPパケットとマルチキャストトラフィック用のVLANを動的に設定することで、ストリーミングサービスの品質が他のトラフィックにより低下することを防ぎます。
DHCPスヌーピング
DHCPスヌーピングをサポートしており、不正に設置されたDHCPサーバーによりネットワーク内の機器のIPアドレス設定が混乱するのを防ぐことが出来ます。
業界最高水準の保証体制
ライフタイム保証の対象です。購入いただいたお客様が製品をお持ちの間は、期間を定めずにハードウェア故障に対する保証を継続します。